「空が青いの」82歳の母の言葉です。先日白内障の手術をし、眼帯が取れた次の日の朝、様子を伺う電話をしました。「目の調子どう?」すると母から出た第一声が「空が青い」と一瞬何を言っているのだろうと思いましたが、次に続く言葉に納得しました。「今まではすりガラスの様にモヤがかかってたから、こんなに空が青くて綺麗に見えるのが嬉しい」と「空だけでなく花や色んな物の色がとても綺麗だ」ととても嬉しそうに話してくれました。よく白内障の手術をした後の感想として聞かれるのは、シワが目立ってがっかりしたとか、ゴミが見えて掃除が忙しくなって大変だなど、あまり喜ばしい言葉が聞かれない中、母は空の青が綺麗と言っていた事に、娘としてとても嬉しくて、この感受性の豊かさを年を重ねても持てるって素晴らしいなと思いました。もっと早く眼科へ連れて行ってあげるべきだったかなと少し後悔もありすが、空は青さに80歳過ぎて感動できる時間がもらえた事に感謝の一日でした。テレビもはっきり見えるそう。大好きな読書も楽しめるといいなぁ。
言霊
言霊って耳にしたことがある方も少なくないと思いますが、私はとても言霊を大事にしています。嫌な言葉は使わないように心がけていて、なるべくいい方に言い換えて伝えるようにしています。
今回コロナにかかって体験した事ですが、感染して3日目の夜は熱は38度程でしたが、どう寝返りしても内臓から体全身が辛く眠れず、身の置き場に困るほど辛かったのです。口から出るの言葉も「うーうー」としかでず、本当に辛く苦しいものでしたが、辛い時こそ感謝と言うことをふと思い出し「ありがとうございます、ありがとうございます」と呪文のように言い続けて見ました。すると、何時間も辛く眠れなかったのが、いつ間にか眠りに入っていて朝までゆっくり眠れたのです。言霊って本当にあるんだなあと不思議な力を感じれたコロナの夜でした。
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